- 2011-08-23 (火) 15:00
- エコ・省エネ住宅について
こんにちは、ヤマゼンです。
夏も盛りの8月。注文住宅のことを考えるならこの季節が最適です。なぜかと言えば、この間から吉田兼好の話を引き合いに出しているように、やはり日本の住宅のテーマは、夏の暑さをどう凌ぐか、ですからね。きっと兼好法師は暑さに弱かったのでしょう。
しかし、カラッと暑いのなら、たとえ最高気温35℃でもそんなにダメージは来ないのです。日本の夏の暑さがこたえるのは、ムシムシとした高い湿度のせい。ですから住宅においても湿気対策が何処までできるかが肝心なのです。
以前にもご紹介したかも知れませんが、近年の注文住宅で採用が進んでいるのは、珪藻土による室内壁の仕上げ材です。これは湿気が多い時には空気中の水分を吸収し、少ない時には水分を発散するという優れもの。湿気が少ないと肌に空気がまとわりつくようなベトベト感、いわゆる不快指数が低くなり、あまり暑く感じないものです。これに前回ご紹介したような植物の力を借りた住まい作りを進めれば、熱中症の危険を伴うような蒸し暑さはかなり軽減できると思います。「エアコンなしでも熱中症にかからない家」というのは、これからの注文住宅の大きなテーマになりそうですね。
とにかくせっかく家を建てるのなら、このような風通しや緑の効用など、自然の力を最大限に生かした住宅構造にするのがいいのではないかと思います。「自然の力を生かす日本伝統の知恵」と「最新の住宅性能と技術」をうまく掛け合わせれば、風通しがよくて涼しく過ごせた、昔ながらの日本家屋の特性を現代に蘇らせるのもけっして不可能ではありません。節電・これまでのエネルギー消費のあり方に対する反省、そして、よりエコな暑さ対策に大勢が神経を注がざるを得ない今年の夏こそ、新しい注文住宅について考えるチャンスにしてみてはいかがでしょうか。
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