- 2011-09-05 (月) 15:13
- エコ・省エネ住宅について | 長期優良住宅について
こんにちは、ヤマゼンです。
全国的に節電モードになった今年の夏。風や緑による冷却効果、遮熱効果設計の注文住宅についていよいよ本気で取り組まなくてはいけない時代になりました。しかし、ちょっと気が早いようですが、この節電要請が冬まで続いたら……というお話です。
東京電力が2010年2月に発表したプレスリリース「エアコン暖房の省エネ性と上手な使い方について」に掲載された「リビングの暖房器具の使用実態」では、リビングで使用する暖房器具にエアコンをあげた人は3割を超えています。さらに、メインの暖房機器としてエアコン以外のものを使っている人でも、補強用の暖房器具としてエアコンをあげている人も多いようです。ほとんどの人が冷房にエアコンを使用する夏と比べると少ないものの、それでも冬にエアコンを使用する家庭が多いのも事実のようです。
また、エアコンは冷房時より暖房時のほうが負荷が大きくなります。どういうことかと言うと、夏、気温が35度のときに室温を28度にするには温度差8度。それに対して、冬に気温7度のとき、室温を20度にするには温度差13度です。この数字を見るだけで明らかなように温度差が大きい分、エアコンの仕事量は増えてしまうのです。また、室外機が結露した場合、これを溶かすため、さらに消費電力が増える場合があります。
さらに使用期間にも差があります。地域や生活習慣にもよりますが、冷房が必要な時期は6月中旬から9月中旬の約3カ月。一方、暖房が必要な時期は11月中旬から3月末くらいで、4カ月半も使用することになります。こうしてみると、節電は夏だけでなく、1年を通して考えなければならないことがよくわかりますね。1年を通して節電できる家とはどんな家なのでしょうか。それは、長く暮らせるよい家=長期優良住宅となり得るのでしょうか? 次回はそれについて具体的に考えていきたいと思います。
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