- 2011-03-09 (水) 14:10
- 注文住宅について
こんにちは、ヤマゼンです。
突然ですが、皆さんが今お住まいの家は生きていますか?そう聞かれたらどう応えますか?「そんなことを聞かれても困る」とお思いでしょうか? あなたやあなたの家族がそこで生活している限り、その家は間違いなく「生きて」いるのですよ。
生活していれば掃除もする、生活熱が発生する、内外の建具の開け閉めも行うので、日の光が入り、風が通り、家という命のない箱も呼吸をするのです。
この状態がずっと続くことで、家は生き続けることになるのです。
空き家に入ったことはありませんか? 空き家は閉め切った状態にしてあるので、家の中は暗く、カビ臭い匂いが充満しています。
床はカビか土ぼこりか、その両方か、よくわからないものが溜まって汚れているため、土足でしか上がれません。
畳だったら湿気でブカブカしており、何とも言えない気持ち悪さが足元から体中に伝わってきます。
人が住まなくなった家というのは、驚くべきスピードでこんな悲惨な状態になってしまいます。
そうです、家が呼吸を止め、細胞分裂を止めて「死んで」しまうからです。
これは家全体のことですが、部屋でも似たようなことが起こります。
使わなくなった部屋は、まず納戸化・物置化します。
要らなくなったものをどんどん入れ始めると、あっという間に部屋が物で埋まります。
そうなると窓も出入り口も閉め切り状態になり、部屋は窒息してしまうのです。
こうした窒息部屋が増えていくと家はそこから死んでいくのです。
ちょっと怖い話をしてしまったでしょうか? 私は、じつは人と家とはいっしょに生きているのだ、ということを言いたいと思いました。
そうした住む人・作る人のマインドが注文住宅を建てる際、とても大切だと思うのです。
私たちは単なるハコを作っているのではなく、一つの家族の暮らしを守る「命」を生み出している……そんな気持ちでこの仕事に取り組んでいきたいと思っています。
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